高野町議会 2022-06-14 令和 4年第2回定例会 (第1号 6月14日)
団塊の世代が後期高齢者、75歳以上になる2025年以降の超高齢化社会を見据えて、医療や介護の需要が増加すると想定されることへの対応する高齢者のケアシステム機能の向上に向けた取組はもとより、近年では8050世帯や、介護や育児のダブルケア、そしてヤングケアラー等、地域住民が抱える課題が複雑、また複合化する傾向にございます。
団塊の世代が後期高齢者、75歳以上になる2025年以降の超高齢化社会を見据えて、医療や介護の需要が増加すると想定されることへの対応する高齢者のケアシステム機能の向上に向けた取組はもとより、近年では8050世帯や、介護や育児のダブルケア、そしてヤングケアラー等、地域住民が抱える課題が複雑、また複合化する傾向にございます。
これは8050問題や貧困の連鎖、また、介護と子育てを同時に担うダブルケア、地域の中でのごみ屋敷問題など、複合的で複雑な相談も丸ごと受け止め、包括的に支援する体制を整えるためのものです。
そのような中、個人や家族が抱え、生きづらさやリスクが複雑化、多様化し、80代の親が50代の中高年のひきこもりの子供を養う8050問題、介護と子育てを同時に担うダブルケア、ごみ屋敷、虐待、孤独死など新たな課題が表面化してきています。
地域共生社会の構築というのは、知ってのとおり、今の新宮市の市民生活の現場では、介護の高齢者を抱えた子育ての家族とか、それからまた、介護の高齢者のお子さんが障害を持っておられると、こういうような、いわゆるダブルケアと言われる現状が、まさに制度のすき間で本当に困っている方がいらっしゃるんですね。僕らのところへ来るのは全部そうですわ。